スズキ ワゴンR 新型発表
新型となったスズキ『ワゴンR』が、発表されました。
伝統的なフォルムを活かしながら、新規性を出すことを意識したようです。
新規性において重要な事は、「ベルトラインの後端を25mm下げ水平基調に戻し、
安定感を重視したプロポーションにした」ということ。
前回までは、エッジの効いたデザインとなっていたので、
攻撃的な印象となっていました。
それを改善して、大人しいイメージにしたということでしょうね。
こういった変更をした理由としては、経済の動きとして下降気味の現在には、
大人しいデザインの方がウケると踏んだからだそうです。
先代が発売された時は、リーマンショック前だったので、
世の中に勢いがありました。
しかし、今では全く時代が変わってしまったということです。
派手なモノよりも、飽きのこないじっくりとした志向が強まってきた
ということが重要なのだと言えるでしょう。
時代を読むということが、ヒットを生み出すための秘訣だということでしょうね。
ワゴンRは、1993年に発売された軽自動車です。
当時、軽自動車の弱点であった室内の狭さを、背を高く取ることで
克服した軽の革命的モデルです。
今だに支持を受け続けているので、かなりロングセラーだと言えるでしょう。
これからも進化をし続ける車ですね。