ルノーの新型セダン「フルエンスZ.E.」の衝突テストを発表
フランスの自動車メーカーのルノーが、
まもなく発売予定の新型セダン「フルエンスZ.E.」の衝突テストを行いました。
欧州で唯一の公的衝突テストであるユーロNCAPコンソーシアムでの実施です。
ユーロNCAPとは、1997年から設置されている消費者団体ですね。
ヨーロッパ県内の自動車の安全性を情報として配信しています。
世界で最も権威のある調査だと言われてるほど、格式の高いものです。
ヨーロッパで販売される自動車は、すべてこのテストを受けており、
日本車の海外仕様もテストを受けているんです。
これは、前面時速64キロ、側面時速50キロ、
ポール衝突時速29キロ、歩行者衝突時速40キロで行います。
日本やアメリカでのテストと同じように、世界で最も厳しい基準ですね。
それぞれの成績によって、ポイントが与えられます。
今回の「フルエンスZ.E.」のテスト結果によると、成人保護性能が26点という採点が出ました。
これは、先日の日産「リーフ」のテストで32点だっただけに、あまり喜べるものではありません。
ただ、子供の保護性能に関しては、41点だったので、日産「リーフ」の40点を上回る結果となりました。
歩行者保護性能は、13点と日産「リーフ」の23点から大きく引き離されています。
最終結果として、合計86点となり、総合で4つ星。
日産「リーフ」は、101点で5つ星という結果だったので、安全性能で課題が残る結果となりました。
このような厳しいテストを実施しているので、車の安全性が保たれているということですね。
ルノーは、今まで8車種が最高評価を受けているので、今後も同様に努力してほしいと思います。